鉄鋼用語辞典
マグネシウム
比重1.74と実用金属の中で最も軽い金属です。用途はアルミニウムをベー
スとした合金種への添加が約半分を占めています。最近では構造材として、
自動車のホイールやシートフレーム、ノート型パソコン、カメラ、携鶴話
などで使われています。製錬方法は、熱還元法と電解法の2つがあります。
熱還元法は酸化マグネシウムに還元剤を添加し、減圧下において高温に加熱
して製錬する方法です。電解法は、主に海水などを原料に塩化マグネシウム
を得て、これを電解して精製する方法です。熱還元法は純度がよく電解法
はコストが安くなります。現在、生産量の多くは電解法で精錬されています。
「マグネシウム」と関連のある用語:
鉄鋼雑学コーナー |
このコーナーでは、鉄鋼業界で使われる用語をランダムでご紹介いたします。 |
MSM-CC-DA190
日新製鋼が製造する高耐食性鋼板ZAMの規格。溶融亜鉛-アルミニウム-マグネシウム合金めっき鋼板。太陽光発電の架台、自動車部品、高速道路の遮音壁など高い耐食性が求められる箇所に用いられる。MSMはZAMを示す品種名、CCは冷延鋼板を原板に、HCは熱延鋼板を原板に用いている。冷延原板のCCの二番目のCは絞り性を示す。CE、CDになる場合は、絞り性が高くなる。DZCはクロムフリー、DAはクロメート、最後の数字はめっきの付着量を示す。一般材以上の方さを表現する場合はHK400など引張強度を示す記号が入る。
この規格商品の購入を希望される方は、メールか電話にてご連絡くださいませ。 info@tetsuko.co.jp 070-6649-8966
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