鉄鋼用語辞典
MSM-CC-DZG90
日新製鋼が製造する高耐食性鋼板ZAMの規格。溶融亜鉛-アルミニウム-マグネシウム合金めっき鋼板。太陽光発電の架台、自動車部品、高速道路の遮音壁など高い耐食性が求められる箇所に用いられる。MSMはZAMを示す品種名、CCは冷延鋼板を原板に、HCは熱延鋼板を原板に用いている。冷延原板のCCの二番目のCは絞り性を示す。CE、CDになる場合は、絞り性が高くなる。DZCはクロムフリー、DAはクロメート、最後の数字はめっきの付着量を示す。一般材以上の方さを表現する場合はHK400など引張強度を示す記号が入る。
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SPC270D
SPCC(冷延鋼板)の規格の一種。メーカーによって表示名が違う。熱延鋼板とくらべ、冷間圧延をすることで、より板厚の精度が高くなる。別名「みがき」と呼ばれることがある。最後のSD、SBは肌の状態を示す記号で、Dはダル肌(ザラザラした肌)、Bはブライト肌(つるつるした肌)を示す。
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